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300外貨MMFの活用 アーカイブ

2010年02月04日

徐々に積み立てていこう

外貨MMFの中でも高い利回りを誇っている通貨があります。

それが「豪ドル(オーストラリアドル)」や「南アフリカランド」ですね。

これらの通貨は、利回りが比較的小さいと言われている外貨MMFの中でも「年利3%以上」で推移していることが多いのです。

しかも、外貨MMFはリスクが少ない投資商品であるため、すぐにでも豪ドルや南アフリカランドに飛びつきたい気持ちは理解できますが、そこに落とし穴が隠されていることも知っておきましょう。

外貨MMFは、たしかにリスクの小さい投資商品です。

しかし、為替リスクだってちゃんとあるんですね。
たとえば、購入した時点より円高になれば、その分が「変動による損失」となって返ってきますし、また逆に、購入した時点より円安になれば「変動益」として返ってきます。

変動により利益が出たなら問題ないのですが、上記の豪ドルや南アフリカランドなどの世界的な流通量が少ない通貨は、少ない取引でも大きな値動きを見せるときがあるんですね。
わずか数カ月で「半額」になるということもよくある話です。

そこで、あなたが持っている資金のすべてを一気につぎ込むのではなく、毎月徐々につぎ込んでいく方法を覚えておきましょう。

こうすることで、その時その時の相場に対応した積立ができますので、「資金のすべてが一気に半額になった…」という最悪の状況を防ぐことも出来ます。

投資を始めた時点では、なかなかリスクの恐ろしさを理解できないため、どうしても「一気につぎ込む」ということがあるのですが、リスクを考えるなら、徐々に積み立てるという手法も賢いやり方なのです。

外貨MMFと信託保全

外貨MMFと「信託保全」について考えてみましょう。

信託保全とは、顧客から預かっている資金を第3の機関で保管することです。

これにより、万が一業者が倒産したとしても、資金自体は別のところで保全されているため、原則、私たちの手元に戻ってくることになります。
また、「信託保全100%」となっている場合は、基本的に預けている資金の全額が補償されるということですね。

外貨MMFでは、業者の倒産によるリスクから顧客の資金を守るため、信託保全が義務付けられています。
つまり、万が一、あなたが資金を預けている金融機関が倒産したとしても、お金は戻ってくるということです。これなら安心ですよね。

一方、外貨MMFとよく比較される「外貨預金」ですが、残念ながら、こちらには信託保全はありません。

日本円での貯金であれば、一定額までは保証されるケースがほとんどですが(ペイオフという制度です)、外貨預金の場合は免責となり、全額をあきらめるしかないのです。
後でいくら文句を言っても返ってこないので、やはり諦めるしかないんですね。

最近、外貨預金から外貨MMFに引っ越しする人が増えているのですが、「外貨MMFには信託保全がある」というのも、引っ越しを促している大きな理由の1つと言えるでしょう。

他にも、「外貨預金より金利が高い」や「少額でも始められる」といったメリットはありますが、やはり最終的には「最悪の事態での補償」こそ、投資を始める上で最初に考えるべきなのかもしれませんね。

ユーロMMFは難しい!?

外貨MMFで最も日本人になじみのある通貨と言えば「米ドル」ではないでしょうか。

日本円との関係性も深く、変動パターンなども予測しやすい点を考えれば、投資初心者の方には「うってつけの通貨」と言えるかもしれません。

しかし、リーマンショック以降、アメリカ政府は相次いで利下げを断行し、今では実質金利が「0%」という、まさに日本並みの金利で推移しているのです。

そこで、外貨MMFの中でも米ドルより高い利回りを狙って、「ユーロMMF」を購入する人が増えているのですが、ユーロは何かと予測が難しい通貨なんですよ。

ユーロは、欧州連合に加盟している国々が使用している統一通貨であるため、やはり「各国の足並みがそろっていない」という感じがします。

これが怖いんですよ。
たとえば、欧州連合の経済中心国である「ドイツ」や「フランス」と比べて、経済格差が非常に大きい国でもユーロは使用されています。「ギリシャ」なんかがそうですね。

実際、リーマンショックで世界中から資金が引き上げられ、いわゆる「ドバイショック」が勃発した時には、ドイツやフランスは持ちこたえましたが、ギリシャは「国の破たん寸前」まで追い込まれたのです。

ユーロは、これらの国々が共通して使用している通貨であるため、「1つの国が大きく足を引っ張る」ということも考えられます。

ですので、米ドルよりは利回りの高いユーロですが、投資をする時にはぜひリスクについても頭に入れておくようにしましょう。

外貨MMFとFX

FX、流行っていますよね~。

私もFXをやっていますが、FX歴3年、ようやく安定して利益を上げられるようになってきました(スズメの涙ほどの金額ですが…)。

さて、FXをやっているなら、それと同時に外貨MMFにも目を向けてみてはいかがでしょうか?

FXでは、積極的に利益を追求するタイプのポジションと、コツコツ型のポジションの2つを持つことが大切です。

こうすることで、資金を分散させることも出来ますし、片方で損失が出たとしても、もう片方の利益で穴埋めをすることも出来るんですね。
投資の中級者以上の人ともなると、必ず複数のポジションで取引していることを知っておきましょう。

そこで、思い切ってFXの「コツコツ型のポジション」を決済し、それを外貨MMFに乗り換える方法もあるんですよ。

外貨MMFは、非常にリスクの少ない投資商品であり、FXのコツコツ型のポジションよりもリスク管理が簡単にできるのです。

FXファンの中には、「FX+外貨MMF」で取引をしている人も多いんですね。
何を隠そう、私もその1人なんですよ。

また、この時に大切なのが業者選びです。
最近の証券会社は、様々な投資商品を用意しており、FXと外貨MMFの両方の商品を取り扱っている業者を選んでおくと便利ですよ。

資金の移動も楽ですし、別々の業者だと管理も何かと面倒ですから。

その意味では、「楽天証券」や「SBI証券」などはオススメですね。

両業者ともにFXと外貨MMFの両方を取り扱っているため、これらの観点から業者選びをする方法も覚えておいてくださいね。

景気と外貨MMF

外貨MMFは投資商品です。

投資商品である以上、景気の状況によって大きな影響を受けるのは言うまでもありません。

そこで、「景気」と「外貨MMF」の関係性について、少しだけ勉強しておきましょう。

外貨MMFは、非常に信頼性の高い「債券」などに投資をして利益を得ています。
つまり、景気と外貨MMFの関係性を知るには、債権の特徴をまず勉強しておく必要があります。

たとえば、ある国の景気が悪くなったとします。
今の日本のような状況を想像してください。不況になると、当然ですが税収が落ち込みます。
税収が落ち込むと、政府はその穴埋めを「赤字国債の発行」によって行います。

つまり、市場には大量の債権が流れ込んでくるという状況ですね。
物の価値は、市場に出回っている「量」でも決まります。つまり、市場に大量に同じものがあると、当然ですがその価値も下がってくることになります。
この場合、「債権の価値が下がる=金利が下がる」ということです。

では、もう一度最初の方で説明した言葉を振り返ってください。

外貨MMFでは、主に信頼性の高い債券などに投資をしていましたね。
つまり、債権の価値が下がってしまうと、必然的に利回りも下がってしまうのです。
ということは、不況が続けば、外貨MMFの利回りも不利な方向に動く可能性が高くなるということです。一方、景気が良くなれば、債権の発行数も減りますし、そうなれば金利も上昇することになります。
つまり、外貨MMFの利回りも高くなる可能性が高いということです。

いかがですか?

これが、「景気と外貨MMFの関係性」の基本なんですね。
今後、もっと投資を勉強していこうと思うなら、ぜひこのような関係性についても目を向けるようにしておきましょう。

金融機関や商品の格付けをチェック!

投資をする人のすべては、利益を上げるために投資を始めます。

当たり前ですよね。損を狙って投資をする人などいませんから。

しかし、「利益を上げたい!」と思っても、その思惑がうまくいかないのが投資の世界です。
時として、大きな損失を抱えてしまうこともあるんですね。
だからこそ、投資を始める前には、「リスク」を考えたプランを用意しておくことが大切と言えるでしょう。

さて、外貨MMFは非常に信頼性の高い投資商品として有名ですが、リスクが全くないわけではありません。
完全に安心していると、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあると思います。
そこで、あなたが利用する外貨MMFの「格付け」を必ずチェックしておきましょう。

外貨MMFを取り扱っている金融機関や、その金融機関で取り扱われている投資商品には、ほとんどのケースで「格付け」が行われています。

「スタンダード&プアーズ」などは格付け会社として有名ですね。

その格付けが、「AAA」なら文句なしの高評価です。
もちろん、「AAA」でもリスクは存在しているのですが、「高いレベルで安心できる」と考えて間違いないでしょう。

続いて「AA」という評価に注目です。
こちらも安心して信託できるという点では変わりなく、あなたの大切なお金を預けるのに「価値ある投資商品」と言えるでしょう。また、「A」も基本的には大丈夫ですよ。

もちろん、リスクは大きくなっているのですが、外貨MMF自体のリスクが非常に小さいことを考えれば、私たち利用者から見て「A以上」であれば、まず合格点をあげられると思ってください。

外貨MMFを始める人の中には、金融機関の担当者の「言いなり」になっている人も多いのですが、出来るなら、あなた自身の力でその投資商品の信頼性についてもチェックできるようになっておきましょう。

外貨MMFは換金性が高い!

これから投資を始める皆さんに、ぜひ知ってもらいたいことがあります。

それが「換金性」と呼ばれるもので、換金性を考えて投資をすることは、投資の中級者への仲間入りを果たすために必要不可欠なことなんですね。

換金性とは、「すぐに現金化できるかどうか?」という意味であり、換金性が低いと、いつまで経っても現金に換えることが出来ないため、効率性という面では劣ることになってしまうのです。

たとえば、あなたが保有している投資商品の価値がどんどん下がっているとします。
普通に考えるなら、一刻も早く現金化して損切りをしておきたいですよね。

しかし、換金性が低いといつまで経っても現金化できないため、損失が膨らんでいく状況を、指をくわえて見守るしか出来ないのです。

いかがですか?

「換金性が低い」という現実は、皆さんが想像される以上に怖いものなのです。
その点、外貨MMFは非常に換金性の高い投資商品として有名であり、また、いつでも解約できるというメリットもありますので、相場を細かくチェックして、不利な方向に動きそうならすぐに決済することが可能です。

また、外貨MMFを解説する時には「外貨預金」との比較がよく行われますが、換金性という面では、外貨MMFの方が外貨預金より圧倒的に高いと言えます。したがって、「得をしている時はそのまま放置しておき、損をしそうならすぐに逃げられる」という投資スタイルが可能になるため、非常にリスク管理がしやすいんですよ。

最近、外貨預金から外貨MMFに引っ越しをする人が増えているのですが、「換金性」というキーワードも1つの理由になっているのかもしれませんね。

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